代表挨拶

当社は1972年の創業以来、天然木ツキ板を素材とした日本の伝統文化である和室の床の間製品を製造しております。残念ながら、日本の生活様式も変わり、和室の減少は加速する一方です。 しかし、天然木ならではの質感、杢目の美しさ、高級感はやはり特別であると感じます。

一般住宅のみならず、非住宅（社寺・店舗・ホテル・公共施設など）にご使用いただく造作材、テーブル、カウンター、ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞ、玄関部材、壁面材など、多種多様な製品へと姿を変えお使いいただいております。

当社の強みは、品質力、提案力、サイズ対応力です。お使いいただくシーンに合わせた木目柄、その美しさをより引き立たせる塗装技術により、高品質かつ高機能な製品の製造が可能です。 長年の経験による素材への知識、職人技術、機械設備など、独自の技術でお客様のご要望にお応えします。

昭和から、平成の時代は大量生産品への対応が多く、既製品を多く市場に供給する役割を担ってまいりましたが、これからは、細分化されたニーズにいかにお応えしていくかという必要を感じます。

今後も、日本の和室文化である床の間を絶やさぬよう努力し、天然木の良さを表現できる製品製作をさらに追及していきたいと考えております。また、現在は限られた業者様とのお仕事が多いですが、多くの方に天然木の良さを知っていただきご利用していただけるよう励んでまいります。

代表取締役社長 伊藤恒和